「誰でもスマホ」は、他社での契約が難しかった方や、クレジットカードを持っていない方でもスマートフォンを持てるように設計された、独自のサービスを展開する格安SIM(MVNO)です。
通常の携帯電話会社が設ける厳しい審査を緩和し、誰もが通信サービスを利用できる環境を提供することで注目を集めています。
1. 「誰でもスマホ」の特徴とメリット

ではまず、誰でもスマホが多くの人に選ばれている、主な特徴とメリットをご紹介します。
1. 審査なし!携帯ブラックでも契約可能
誰でもスマホの最大の特長は、契約時の審査が非常に緩やかである点です。
過去に携帯料金の滞納や自己破産などがあり、いわゆる「携帯ブラックリスト」に載ってしまい他社で契約できなかった方でも、ほぼ審査なしでスマートフォンを契約できる可能性が高いです。
2. クレジットカード不要!コンビニ払いに対応
一般的な格安SIMやキャリアでは、月額料金の支払いはクレジットカードや口座振替に限定されていることが多いですが、誰でもスマホはコンビニ決済に対応しています。
クレジットカードや銀行口座を持っていない、あるいは利用を避けたい方でも、毎月コンビニで手軽に支払いができるのは大きなメリットです。(※コンビニ決済には手数料がかかります)
3. 全プラン24時間かけ放題付き
誰でもスマホの携帯プランは、データ容量に関わらず全プランに24時間かけ放題が標準で含まれています。
通話がメインの方や、時間を気にせず電話をしたい方にとっては、非常にコストパフォーマンスが高いサービス設計と言えます。
4. 契約期間の縛り・違約金なし
最低利用期間や契約解除料(違約金)の縛りがありません。
そのため、サービス内容が合わなかった場合や、他の会社に乗り換えたくなった際でも、安心して解約することができます。
5. ドコモ回線で全国どこでも繋がりやすい
NTTドコモの通信回線を利用しているため、広範囲で安定した通信が期待できます。
地下や山間部など、場所によっては速度低下を感じることはありますが、全国で比較的安心して利用できる環境です。
2. 料金プランの概要(携帯プラン)

誰でもスマホの料金プランは、データ容量によって分かれており、すべて24時間かけ放題込みの価格です。
| データ容量 | 月額基本料(税込)※ |
| 1GB | 2,948円 |
| 3GB | 3,250円 |
| 5GB | 3,650円 |
| 20GB | 4,378円 |
| 30GB | 4,928円 |
| 50GB | 6,650円 |
| 100GB | 9,650円 |
※上記は口座振替(手数料なし)の料金です。コンビニ決済の場合は、月額料金に加えて別途コンビニ決済手数料がかかります。
3. デメリットと注意点

誰でもスマホには、サービス設計上、一般的な格安SIMと比較していくつかの注意点があります。
1. 一般的な格安SIMより料金がやや割高
最大のメリットである「審査なし」「コンビニ払い対応」といった独自のサポート体制を提供しているため、一般的な格安SIMと比べると、同じデータ容量に対する料金はやや割高に設定されています。
【ポイント】
審査に不安がない方は、まず他の格安SIMを検討し、審査落ちした場合に誰でもスマホを選ぶのが、費用を抑える一つの方法です。
2. 端末の種類が限られる(中古端末が中心)
取り扱っているスマートフォン端末は、コストを抑えるために中古品が中心で、種類も最新機種ではなく、古いモデルに限定される傾向があります。
また、端末をセット購入する場合、色や本体容量を選ぶことができません。SIMカードのみを契約し、自分で対応するスマホを用意することも可能です。
3. キャリアメールやキャリア決済は利用不可
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)が提供するキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)やキャリア決済は利用できません。
メールはGmailなどのフリーメールを使用する必要があります。
4. 申し込みの流れ

- Webまたは店舗で申し込む:Webの申し込みフォーム、または全国にある一部の提携店舗で申し込みが可能です。
- 初期費用を支払う:申し込み時に初期費用を支払います。
- 商品到着・利用開始:最短翌日にはSIMカードや端末が自宅に届き、すぐに利用開始できます。
まとめ

「誰でもスマホ」は、携帯ブラックで困っている方や、支払いにクレジットカードを使いたくない方にとって、間違いなく強力な選択肢となるサービスです。
料金や端末の制約を理解しつつ、ご自身の状況に合わせて利用を検討してみてください。


コメント