動画配信サービス(VOD)のデメリット
動画配信にもデメリットはあります。こっちもきっちり押さえておきましょう。
動画配信サービスによって作品ラインナップにバラつきがある
動画配信サービスによって、作品ラインアップにはそれぞれの特徴があります。
すべての動画が観られるサービスはないし、見たい作品がどの配信サービスにもない、ということもあります。
また、配信は期間限定、終了している場合もあるので、100%見たい時に見たいものが見られるとは限りません。
それでも最寄りのレンタルショップよりはるかに多い品揃えで、これがダメならあれがある、と気持ちを切り替えられるほど魅力的な作品がたくさんあるのも事実です。
実際あにまも、見たいものが配信終了になり悲しかったくせに、画面上に並ぶ膨大なラインナップをスクロールしているうちに、あっさり他の作品をみはじめていたことが何度もありました。
支払いは基本クレジットカードなところが多い
多くの動画配信サービスは、初回無料お試しの登録時にクレジットカード情報を登録することが多いです。
無料お試し期間が終わったら自動的に有料会員への移行がしやすいしくみですね。
クレジットカードを持っていない、持ってはいるけどあまり使いたくない、という方にはちょっとマイナス情報ですが、携帯電話会社のキャリア決済が使えたり、プリペイドカードやデビットカードが使えるサービスもあるので、クレカなしでも動画配信サービスは利用できます。
FOD(フジテレビオンデマンド)は公式にデビットカードが利用できると明言している数少ない動画配信サービスです。電子書籍やマンガを実質2割引で買えたり、雑誌読み放題もあるなどオプションが充実していて、お得感あります。
まったく動画を見なくても料金はかかる
動画配信サービスの多くは月額課金タイプのサービスなので、忙しくて1度も利用しなかった月でも料金はかかりますし、返金もありません。
でも、レンタルするときにたくさん借りたら割安だからと10枚借りたけど半分しか見なかった、なんてことなかったですか?あれと同じです。
実際は、レンタルよりはるかに手軽にアニメを見られるので、忙しい時はショートアニメや1話完結ものを見たり、ダウンロードして移動中のスキマ時間に見たりと、なんとか時間をひねり出してみようとしてしまいます。
あにまも動画配信サービスを利用し始めてから、1ヶ月1度も利用しなかった月はありません。むしろ見たい作品が多すぎて、普通のテレビを見る時間が劇的に減りました。
最新作は少なめ、別途有料なものが多い
劇場で公開された最新作の映画は、一部の動画配信サービスでは取り扱いがなかったりします。
逆に、最新作がどこよりも早く見られる、レンタルよりも早い!というのを売りにしている動画配信サービスもあります。
最新作は多少割高ですが、映画館に行くより安いし、友達を呼んで上映会すれば、仲間とワイワイしながら最新作を観るという楽しみ方もできます。
ホームシアター派、最新作大好き!という方には最新作が得意なU-NEXTがオススメです。
録画できない
動画配信サービスはコンテンツそのものを買うというよりも、「動画視聴する権利」に対してお金を支払うサービスです。
地上波テレビや衛星放送(スカパー!やWOWOWなど)、ケーブルテレビなどのテレビ放送のようにDVD/Blu-rayレコーダーに録画できる機能は基本的には備わっていません。
配信期間終了や解約によって見れなくなってしまうことは覚えておいてください。
裏技を使うなどして動画配信サービスの作品を録画することは、規約や法律違反、犯罪になる可能性があるのでお気をつけください。
特典映像が観れない
円盤を買う大きな楽しみの一つが特典映像。
これは動画配信サービスでは見ることができません。
ただレンタルのDVD/BDでもこの特典映像は見られないので、その点は同じですね。
どうしても特典映像が欲しい場合は円盤を買い、本編だけあればいい作品は動画配信サービスで見まくる、というのが部屋も狭くならずにオススメです。
プランによっては低画質でしか観られないものもある
動画配信サービスの中にはNetflix(ネットフリックス)のように料金プランによって視聴画質を変えているところもあります。
また、古い作品の場合は料金プランに関係なく低画質しか選べない場合もありますので、すべて高画質で見られるわけではありません。
しかし、新しい作品はほとんどがHD画質以上ですし、一部では4K画質の作品も少しずつですが増えてきています。アニメに関しては4Kはまだほとんどないですが、高画質化の流れにあることは間違いありません。
実際、DVDより高画質で見られるものが多く、レンタルより美しい映像で楽しめると思っていただいて大丈夫ですよ。
データ通信量が大きい
動画配信サービスはインターネット環境が必須です。そして高画質になればなるほどデータ量が増えるので、データ通信量が莫大になり、ギガが足りなくなる可能性もあります。
U-NEXTやdアニメストアなどダウンロード視聴できるものはwifi環境のあるところで見たい作品をダウンロードしておくことで、データ通信量を抑えることができます。動画配信サービスを利用したいけどwifiや有線のインターネット環境が家にないのであれば、定額制のWifi(例えばソフトバンク回線でサクサク!快適wifiルーター【NEXTmobile】)を契約することも合わせて検討することをオススメします。
以上デメリット特集でした。皆様のご参考になれば幸いです。
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