朝の読書習慣で出会える、新しい自分

読書

みなさんは、朝の時間を有効活用できていますか? 朝の時間は慌ただしく、身支度だけでも時間ギリギリという方は少なくないでしょう。以前の私も、そうでした。

当時の私はいつも急いでおり、心に余裕がありませんでした。しかし、朝の時間にゆとりを持ち、「朝読書」を習慣の一つに取り入れてみたところ、心が穏やかになり、仕事もプライベートもうまくいくようになったのです。
仕事とプライベートをより充実させるために、ぜひ一日のスタートに朝読書を始めてみませんか。

朝の読書習慣で生活の質が上がった体験談

私自身が朝読書を通して体感した、ライフスタイルの変化をお伝えします。

朝読書を通して、プラスの連鎖がたくさんありました。

朝読書が効果的といわれる理由とは?

昔から、早起きは三文の徳といわれますよね。早く起きることが健康にいいのはもちろんですが、朝の時間にどんな行動をするかによって一日の充実度が変わってきます。

吸収したい情報をインプットするなら、朝の読書が効果的です。朝一の脳が最もスッキリしており、本の内容を記憶しやすいからです。
出社前に仕事に関する本を読むことで、知識が増え、同僚よりも一歩も二歩も前進できるはずです。

読書でモチベーションアップ

せっかく早起きをするのであれば、集中力を最大限に活かせる朝の時間に、仕事に役立つ本を読んでみたいですね。
読書は仕事のモチベーションアップにもつながります。私自身、朝読書を始めたきっかけは、仕事に自信を持てるようになりたかったからです。
当時の仕事は美容系の接客業だったので、美容の本・話し方・マナーの本を読んでいました。

私は早起きが苦手なので、無理をせず一日10分〜、電子書籍やオーディオブックを活用して朝読書を始めました。
一日の読書時間がたった10分だとしても、一ヶ月継続すれば5時間の読書時間を確保することができます。たった10分の習慣でも、仕事に対する前向きな朝の行動は、自分に自信を持たせてくれました。

また、朝時間の活用法は読書以外にも応用が効くので、資格の勉強や、一番重要な仕事は朝一で取りかかる習慣をつけることでも、仕事の効率アップや、やる気につながりますよ。

朝読書で趣味の幅が広がる

私の体験談をお伝えしましたが、朝読書において、必ずしも仕事に関する本を読まなければ意味がないということではありません。
朝の時間に自分の好きな本を読むことで、充実感や心にゆとりが生まれます。

私たちは、日々忙しく時間に追われているので、自分の好きなことを楽しむ時間が必要です。また、朝早く起きてまで、仕事の本を読む気にはなれないという方も多いはずです。億劫な習慣は続かないので、まずは興味のある本を読んでみましょう。

気軽に読める小説やエッセイ、週末のお出かけに向けた旅行の本、料理の本、美容の本など、興味のある本には趣味の幅を広げ、暮らしを豊かにするヒントがたくさん隠れています。

私自身も、朝の読書時間を活用することで、趣味の幅が広がりました。朝読書を始める前は、小説を読む機会がなかったのですが、毎日少しずつ読み進めることで、続きが気になり、もっと読みたくなりました。

気がつくと朝以外も読書をするようになっていました。つまり、いつのまにか読書が趣味になっていたのです。今では、本屋さん巡りや、ブックカフェに行くことも楽しみの一つです。

朝読書は誰にも邪魔されない自分だけの贅沢な時間

朝時間のいいところは、自分のためだけのとっておきのひとときだからです。

おそらく、自分のためだけの時間を夜に確保している方が多いと思いますが、夜は急に食事の約束が入ったり、予想以上に疲れて思いどおりにいかなかったりすることも多々あります。

しかし、朝一は体力的にも精神的にもゆとりがある上に、静かで誰にも邪魔されません。ぜひ、この最高の時間を有効活用しましょう。
朝、自分のために読書をしている時間は、一日の中で贅沢で優雅な時間になるはずです。

私たちは、日々忙しく過ごす中で自分と向き合う時間が必要です。しかし、こういった時間はどうしても後回しにしがち。
朝読書という自分だけのための時間をつくることで、心にゆとりを持つことができ、人にも優しくなれます。朝読書で自分をもてなす時間をつくっていきましょう。

読書をより効果的に楽しむ方法

せっかく暮らしの中に読書を取り入れていくなら、効果的に楽しみたいですよね。生活の中に読書を溶け込ませるためのコツをご紹介します。

朝読書を習慣化するには

いざ読書を始めようと思っても、本を読む習慣がない人は習慣化するまでに時間がかかります。
特に仕事関係の本を読む場合は、本の内容がなかなか頭に入らなかったり、眠くなってしまったり、一冊読み切るまでに予想以上の時間がかかってしまうこともあるでしょう。

朝読書を通して勉強をしたい方は、本の内容を効率よくインプットできるように読み方を工夫しましょう。

まずは目次を見る

本を読み始める前に、まずは本の目次を見て、だいたいどんな内容について書かれているのか把握しましょう。本の内容を全く知らない状態で読み始める場合と、内容を知ったうえで読み始めるのとでは理解力に大きな差が出ます。
本の全体像を知ったうえで読み進めることで、さらに理解力が高まり、読書効率が上がります。

新しい情報を優先する

また、勉強をするうえで、自分に必要な情報だけを選択してインプットすることも重要です。本は必ずしも最初のページから読まなければいけないというルールはありません。
既に知っている情報については、より理解を深めるために繰り返しインプットすることも大切ですが、せっかく頭の冴えた朝読書の時間は、新しい情報をインプットすることに優先的に使いましょう。
誰しも、新しく学ぶことに対してワクワクする反面、知らないことをインプットして脳に定着させるためには、いつも以上に労力が必要です。そのため、朝の時間は新しい学びの時間としてぴったりなのです。
夜に眠い目をこすりながら読書をしても、ほとんど覚えていないので、頭の中がスッキリした朝の時間に集中してインプットしましょう。

スタンディングテーブルやステッパーを使う

みなさんは、本を読むときの姿勢はどうされていますか? 多くの方が椅子に座って読んでいると思います。私自身は、読書の効率を上げたいときは、立ち姿勢で脚を動かしながら読書をしています。個人的に、その方が集中力が上がり本の内容を記憶しやすくなるのです。
そこで役立つのがスタンディングテーブルとステッパーです。立ち姿勢に合う、高さのあるテーブルと、足踏みをするマシーンです。
もちろん、スタンディングテーブルやステッパーを使わず、立ち姿勢で読書をしながら、エア足踏みをしてもいいでしょう。動きながら読書をすると疲れやすいように思われがちですが、スタンディング読書はむしろ疲れづらく、短時間で集中したい方におすすめの方法です。

読書ノートをつける

読書ノートとは、本の内容を簡単に書き留めておくものです。各章ごとに要約をしたり、一冊読み終えた後に内容をまとめたりしてもいいでしょう。
私は読書効率を上げるために、読書ノートをつけています。本の内容が脳に定着しやすく、さらに内容を忘れにくくなるのです。

同じ本を繰り返し読むことも大切ですが、インプットしたことを自分の言葉でノートに書き出すことは、理解力を高めるためにとても大事な作業だと思います。学んだことがより脳に定着しやすくなりますよ。
ぜひ、自分なりの方法で、本の内容を記録する癖をつけてみてくださいね。

ブックカフェや図書館の利用

読書の幅を広げるために、ブックカフェや図書館も利用しましょう。ブックカフェとは、書店とカフェが組み合わさった施設です。

併設されたカフェでドリンクを購入すれば、なんと置いてある本は読み放題になるところもあります。さらに、最新の本がたくさん取りそろえてあることも大きなポイント。
最新の本や気になっていたけれどなかなか読めなかった本、普段は手に取らないジャンルの本、よく行く書店では見かけない本などにトライするチャンスです。

ブックカフェは、こぢんまりとした喫茶店のような雰囲気であったり、大型の施設だったりとさまざまです。朝早くから営業しているお店もあるので、お仕事前や休日の朝に少し早起きをして、ブックカフェデビューもいいかもしれません。

また、街の図書館も利用しない手はありません。図書館内はブックカフェのように飲食はできませんが、気になった本を借りることができるので、好きな時間に好きな場所で本を読むことができます。

週末に、図書館でお気に入りの数冊を選び、次週の楽しみにしてはどうでしょうか?
読書を楽しむ暮らしは、書籍代が負担に感じてしまっては続かないので、試し読みができるブックカフェや図書館等を上手に活用しましょう。

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